IKEAのEXPEDIT(棚とドア)を子供と作る

一番上のチビ1号が4月から小学校ということで、ランドセルとか学校の荷物とかをしまう棚を買うことになった。

ニトリとかも見たけど手ごろなものが見当たらず、懲りもせずまたIKEAで買ってきた。
IKEAの家具組み立てについては、一昨年に死にそうになりながら二段ベッドを作った記憶があってちょっと躊躇したけど、まああれに比べれば楽だろうと言うことでまたチャレンジすることにした。

前回の組み立ての模様。
IKEAの2段ベッド(リバーシブルベッド)KURAを作る - cafe@永福

買ってきたのはIKEAの棚シリーズのEXPEDIT。
IKEAの子供部屋売り場で大々的にフィーチャーされていたもの。

2×4段の棚本体
IKEA Online Store - IKEA

棚をドア付きにするキット
IKEA Online Store - IKEA

棚本体の色は白とバーチと黒とか種類があったけど、長く使えそうなバーチを選ぶ。ドアはバーチがなかったので白。棚にそのまま本とかを入れておくと、3番目のチビがいたずらすること必至だったので、8つのスペースのうち二つはドアをつけることにした。毎度のことながら、ダンボールが長尺で超重いので自力での搬送をあきらめて、3000円くらい払って配送してもらう。

使った工具

  • 六角レンチ(棚に付属)
  • ドライバ(一部)
  • ハンマー(これはあったほうが良い。ダボを撃ち込むため。ゴムハンマーとか。)
  • ペンチ(ダボをはめる順番を間違った時に引き抜くため。間違えなければ不要)

届いた荷物は相変わらずでかい。
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IMG_6836 posted by (C)ryos_cafe

箱を解剖してみると、隅から隅まで木材で埋まっている。これは重いわけだ。
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完成させた後に移動するのが面倒なので、実際に使う部屋に材料を搬入して組み立て始める。今回もチビ1号2号に全面的に協力してもらう。前回に比べて1歳ちょっと年をとったので二人とも戦力になってくれるに違いない。

まずは棚の底面と側面の骨格を木ねじでとめる。六角レンチが小さいので結構しんどい。材料を直接床に置いてしまうと、床に近いほうのねじを締めるのがとても難しいので、15センチくらいの台の上に乗せて作業したほうがいい。
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そして、木ねじをぐりぐりねじ込んでいく時に、かなり木屑がこぼれてくる。下に何か敷物を引くのがベター。
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骨格を2面つけたら、内側の仕切り板をはめ込んでいく。骨格に用意されている穴にダボをはめてあげる。仕切り板1枚に付き4箇所。で、仕切り板側にも4箇所穴が開いているのでうまくはめる。手作業だと最後に若干スキマが出てしまうので、ある程度はめたら上からトンカチできっちりはめていく。あまり強くたたきすぎると、木がメリっとへこむので注意。(実際ちょっとへこんだ)
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内側の仕切りを縦→横→縦→横の順番で取り付ける。
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で、骨格にダボをはめるのは手で押し込むと割りと簡単にはまるんだけど、仕切り板と仕切り板をダボで貫通させる部分は、手作業だとしんどい。ハンマーみたいなのでコンコンとたたく道具があったほうがよい部分。
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うまくはまるとこんな感じになる。
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チビ二人は主にダボをセットする役と、ハンマーで押し込む時に全体を支えておく役を大過なく果たしてくれました。
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前回の二段ベッドに比べれば準備運動のような簡単さで組み立てが進む。一番難しかったのは、もう片方の側面をはめ込む部分。仕切り板3枚から計12個のダボが飛び出ているので、全部はまるようにうまく調整しながら固定する。手前をはめると奥側がずれたりするので、誰か片側を支えてくれる人がいないと時間がかかるかも。
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全部のダボにはまって仮止めできたら、グイっと方向転換して今はめようとしている側面を上側にする。で体重やハンマーを利用してうまくはめ込んでいく。横にしたまま力をかけるのは難しいし、まっすぐ入らない可能性も高いので。
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最後に天井に当たる骨格を木ねじで止めてほぼ完成。ここまでだらだらやって1時間弱。思ったより簡単。
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続いて棚の中に突っ込む引き出しを作る。こちらは、棚作り後のクールダウンのストレッチ的な手軽さ。

さいころの6面のうち2面を取っ払ったような4面の立方体で、そのうち1面がドアになっているイメージ。まず、ドア以外の3面を作る。ダボとそれを固定するプラスチック製のスクリュー上の固定器具をうまく組み合わせて、ねじを使わずに固定する。こういうところがIKEAすげーなと思う。

で、唯一気を使うのは、ドアの蝶番部分。先に3面の一部に受け側の金具を取り付けるけど、このときにネジを全部締めずに仮締めだけにしておく。
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で、ドア側の金具とドッキングさせた上で、ドアが左右にはみ出さないように受け側の金具の左右の位置を微調整。位置が決まったら受け側のネジを締めて、最後にドッキング部分の金具を締め付けるとドアと本体の隙間が埋まる。
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できあがったサイコロ風のドアキットを棚にはめ込んで、棚とドアキットをネジで固定して出来上がり。
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手作りにしては完成度の高い棚となります。作った後のこの満足感がIKEAのよさなんだろうと思う。
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これでチビ1号2号の本棚兼荷物置き場完成。左右を一人ずつ、末永く使ってください。

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コスト的には、本棚そのものは8000円と安いものの、ドアが3000円×2個、送料がまた3000円と、結局2万円近くかかってしまった。ニトリだと、同じようなコンセプトの商品が見つからなかったので、比較できなかったけど、自分で作ることも加味すると決して安くはないかなと言う感想。

小学校入学から学習机とかあっても物置と化してしまいそうだったし、できばえもそれなりによいので、まあ満足できる買い物かな、と言う感じ。いい買い物だったかどうかは、子供たちがうまく活用してくれるかどうかにかかっているので、大事にしてほしい。