商売上手

打合せは先方のお姉さんが終始リードして、僕らはひたすら聞き役。彼女は「ウエディングケーキはプロフィットロールがいい」という発言以外はほとんどうなずくのみだった。2回目の打ち合わせ内容は

  • ペーパーアイテム関連
  1. 招待状、宛名を自分で書くか、頼むか(自分で書くことに)
  2. 式次第、席次表を自分で書くか、頼むか(自分で書くことに)
  3. 席札を自分で書くか、頼むか(自分で書くことに)
  • お金関連
  1. メニュー、飲み物、デザート、ケーキ、ウエルカムドリンクの要否
  2. 司会、演出の要否
  3. 衣装関連(別業者で準備するので割愛)
  4. 花関連(次回に詳細持ち越し)

招待状関連は、自分で全部やります、と言ったにもかかわらず結構良心的にいろいろなことを教えてもらった。発送日や切手の選び方(花嫁切手なるものがあり80円とか90円とかがあるらしい)、返信日の設定などなど。内容についても、受け付け時間を入れ忘れていたり、親族には親族紹介用に30分前に来てもらうように付箋を入れたりと、結構漏れがあった部分を指摘してもらった。修正結果をメールで送って最終チェックして7月前半に発送することに。あと、会場案内図も自分で書くつもりだったんだけど地図がどうしても難しかったんだけど、わかりやすい書き方についてサンプルをもらってとても助かった。さすがに会場専門の業者だけのことはある。(作ってもらえば一枚80円ということで迷ったけど)

自分で作られると向こうの取り分がなくなるから協力してもらえないのかなあと思ってただけに親切さに驚いた。しかしよく考えると、こういうペーパー系ってお金を削れるとしても高々10万とかそこらで、先方から見ると微々たるものなのかもしれない。それよりも料理とか花とか司会とか設備とか断るわけに行かない部分でいーっぱいあるわけで、そういうところからの実入りで十分元が取れるのかもしれない。

ペーパー系で親切さをアピールして良好な関係を築いて(こちらに「アー、節約できた!!」という満足感を与えて)、料理のランクを一つあげてもらったりすることを考えれば、情報提供くらいなら安いものなのかもしれない。賢い人たちだ。

帰りは教訓を生かして渋谷までタクシーで帰った。濡れずに楽チン楽チン。