勉強会
今月の勉強会。僕が発表の担当だった。
このところ、他の勉強会との交流が続いていて方向性がぐらついていたので、何か原点に返るようなのを、ってことで昔やった「ITがもたらす社会の変化」の2005年版としてまとめた。
まとめた、っていっても時間がなくて、梅田さんのはてな日記とかドラッカーの本とかそういう有り体なネタをひろってきてサマリーしただけに終わってしまった。不覚だった。
ネタとして、
- 知の権威付けの仕組みが変わる
- 知のコモディティー化で、「勉強能力」だけじゃ食えなくなる
って話を中心に持ってきたんだけど、
- 具体性がなくてわからん
- すでにそうなってるんじゃ?
- たいした変化じゃなさそう
見たいな反応が大半。でもなかなか盛り上がった。
ちょっと考えが浅かったと思うんだけど、今振り返ってみると
- 産業革命が、工場を作り・会社を作る過程で資本の自由な交換のしくみをもたらした
のと同じように
- IT革命(革命って言葉はちょっと違和感があるが)で、知を自由に交換するしくみができる
ってことじゃないかなと思う。
今までどこか秘密の場所にそれぞれが隠していた知を、ネット上にさらけ出して
交換する仕組みが当たり前になることで、いろいろと変わりそうだぞ、と。
想像力が欠如してるので具体的に何が変わるのかはっきり説明できないんだなあ。