チャイコフスキー

何となくチャイコフスキーを聞きたいと思った。シンフォニーじゃなくてシンプルなのがいい。弦楽四重奏だろうか。

チャイコフスキー:弦楽四重奏曲全集

とりあえずアンダンテ・カンタービレで知られる1番を。チャイコフスキーに限らずロシアロマン派の作品は主題が明確で聴いていて安心する。かといってシンフォニーだとちょっと重すぎて今はしんどい感じ。疲れたときは少ない楽器の曲に限る。1番の予定調和の大団円的な音楽はうってつけ。どの楽章にももれなく山と谷がある。一話簡潔のドラマのよう。何か久々に聴いてみると、1楽章とかチェロの低い旋律がやけに耳につく。何か情念が乗り移ったような感じ。PCの騒音にまみれた机の上の安いスピーカーだからだろうか?
なんか1stバイオリンが切れすぎてる感じもする。これもスピーカーのせいか。

でもカルテットちゃんと聴くのは久しぶりかもしれん。久々にエマーソンの快活な演奏が聴きたくなった。