この間まで村上春樹を読んでいて、その時にミスチルの曲を聴いていたりしたんだけど、どうもこの二者の世界というのは通じるものがあるように思える。そしてそのどちらも僕には容易に入っていけない世界ではないかと言う気がする。「このドアを開けてくれ」と言う曲の、

このドアはひょっとしたらひょっとして、何の象徴でもメッセージでもなくて、
開いたらいつもと同じ生活が待っていたりして・・・

とかいうくだりは、まさに村上ワールドと言う気がしてならない。ドアが何かの象徴とかメッセージを表しているのだ、という可能性をまともに信じられる世界。(開いた途端にもう一つの世界に巻き込まれてしまう、というのが村上ワールドだけど)何かとても似たものを感じた。