サムスン電子、40nmプロセスの32GビットNAND型フラッシュメモリを発表

サムスン電子、40nmプロセスの32GビットNAND型フラッシュメモリを発表 - CNET Japan

ついに32ギガか。HDDなしPCへの道。というかノートPC本体ではなくて、記憶媒体のみ携帯するスタイルに発展する予感。

さらに。

Samsung、PRAMのワーキングプロトタイプを開発 - ITmedia NEWS

PRAM | 日経 xTECH(クロステック)

今のフラッシュメモリじゃ遅くてDRAMの代わりにはならんが、PRAMならOKということらしい。オンメモリーDBとか一昔前は夢物語として語られていた部分が、数年後には実現できる見通しが立ったと言うことだろう。コンシューマー向けもさることながら、企業向けシステムの分野でめちゃくちゃ大きなインパクトを持つ気がする。

この二つのニュースがサムスンから出たと言うのが興味深い。Intelだって、IBMだって、もちろん日本のエルピーダだって、この技術研究してるはず。しばらくすると各社からも同様の発表があるだろう。だけど、最初に出たのがSamsungというのが重要。世代交代のシグナルのように思える。

90年代のイノベーションを引っ張ったのはIntelであり、CPUであったが、2000年代のイノベーションをリードするのはSamsungであり、メモリ技術だ、ということではないか。