家族揃って風邪を引きそうな件

昨日友人宅に、誕生祝を届けに行った。生後一ヶ月の赤ちゃんは思った以上にちっちゃくてかわいかった。遥夏の1ヶ月の時よりも大きくて重いはずなのに、しばらく経つとどんな感覚だったか忘れてしまうもののよう。

で、ボーネルンドの積み木をプレゼントした。ついでに遥夏が使っていた(使っていないかった)バウンサーと防寒着を使ってもらおうと思って渡してきた。思えば遥夏グッズを他の赤ちゃん用にプレゼントするなんて初めてのことかもしれない。


子供用のグッズって瞬く間に使用期限が過ぎてしまう。あるものはその強力なよだれパワーによって黒ずんでしまうことによって耐用年数を終え、あるものは、子供の体があまりにも早く成長するために間尺が合わなくなってしまう。そしてさらにあるものは、子供の精神年齢が上がってしまうことで使用に耐えなくなってしまう。

防寒着は2番目の理由で使えなくなり、ベビーベッドは3番目の理由で使えなくなった。バウンサーは・・・どの理由でもない。魔法のゆりかごと言われて鳴り物入りで我が家に来たものの、はじめから鳴かず飛ばずでほとんど活躍しなかった。「これに乗せればうそのように眠りにつく」という奇跡は我が家には起きず、「遥夏チンの機嫌が直る」ということもなかった。そのうち、風呂に入れる時の簡易ベッド、というバウンサー本来の用途とはかなり違う形で使われることとなり、バウンサー自身としても、納得のいかない起用方法に甘んじる日々が続くため、本来の持ち味が生かせずスランプに落ち込んでいたようだ。

なので、うちのバウンサーはとてもきれいなまま。多少のよだれエキスが注入されているけど。このままお払い箱と言うのは双方共に気が済まないし、バウンサーもまだ働き盛りなので、新しい家庭で新しい赤ちゃんを担当してもらえることになって、本人ともどもきっと喜んでいるに違いない。

こうして遥夏グッズが、そのよだれエキスと共に世界に羽ばたいていく。こんな日が来るなんて感慨深い。

で、その後一晩明けると、家族三人がみんな鼻水ずるずるになっていた。遥夏が布団を蹴飛ばしてしまうからに違いない・・・。