昨日のコミュニティ型融資の会社

僕は遅まきながら昨日知ったんだけど、実は2年ほど前からマニアの間では注目されていたらしい。周回を2周くらい遅れている感じ。
Peer-To-Peerファイナンスとか呼ばれている。

昨日のProsperより古株のZOPAというイギリスの会社もある。そういえばZOPAって名前がイカシてる。交渉術で言うところのZone Of Possible Agreement。交渉可能範囲。お互いWin-Winになる余地のある部分。なるほどコミュニティを通じてZOPAを探り合ってお互いWinしましょうよ、ということか。

で、この記事あたりが詳しい。

Peer-To-Peer Finance Connects Borrowers And Lenders - InformationWeek

去年の暮れにはこんな感じだったらしい。

http://d.hatena.ne.jp/rawlow/20051203/1133580946

その後、Prosper社がアメリカで伸びてきて、ZOPAも負けじとアメリカ大陸に上陸、というパターンらしい。

日本での適用可能性について、この辺で突っ込んで分析してくれている。

P2P融資オークション(英国のZopa)

去年の春の日経金融に載っていたとは・・・・三周遅れくらいなきがしてきた。


そしてなんと。日本でもこの形態のコミュニティ型ファイナンスに参入する会社が現れていましたよ!という記事。

papativa.jp: お金の貸し借り仲介サイト開設

この会社まじめなんだかどうなんだか不明。


このビジネスのためだけに自力でコミュニティ形成するのは、今の状況からだとかなりのビハインドなきがする。
上記informationweekの記事にあるように、API公開して既存のコミュニティを使ってビジネス展開というのが日本で始まるとなんとも末恐ろしい。

mixiのなんとかコミュ向けファイナンス。とか。

結構すぐ始められそうだし・・。