2歳以下の幼児にテレビは禁物

うーん、この研究はどうなんだろ。

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In fact, the study reports that every hour infants and toddlers spend watching DVDs or TV shows such as Barney translates into a weaker score on standardized vocabulary tests than children who don't watch media.
(テレビやDVDを見てる子たちは、そうでない子より語彙テストの成績がよくなかった。)

Every hour of screen time turns into six to eight words lost on the test,
(テレビを見る時間が1時間違うと、語彙数で6−8語の差異が出ている。)

とのこと。

詳細はこのあたりにあるらしい。
http://www.commercialfreechildhood.org/pressreleases/babylanguagestudy.htm

多分に眉唾。このくらいの年齢での語彙の違いって、個人差とか成長の度合いが大きくモノをいうように思える。テレビ見てたからだ、とか断定できるんだろうか。

このレポートの趣旨としては、乳幼児の教育用としてアメリカで散々キャンペーンされている教育DVDとかが、実際は効果が不明でむしろ成長を妨げているともいえる、というメッセージにあるらしい。なので、行き過ぎた赤ちゃん教育ビジネスへのネガティブキャンペーン的な要素が強そう。鵜呑みにするのは禁物かも。

我が家では、そもそも教育のためにテレビをみせてるとか思っちゃいないし、そのための教材なんて買おうとも思わない。

だけど、我が家の育児にもテレビやDVDは当然登場している。いまやなくてはならないアイテム。親が家事をする時間を作るためとか、「でこぼこフレンズ」を見せると子供の気が紛れるから、とかテレビに頼って生活しているという実感は大きい。時間にすると1日数時間はなにがしかのテレビ画面を子供は見ていると思う。

子供の脳の成長への影響が例え本当だとしても、テレビに頼らなくすることでの、ママの負担の増加や、親子とものメンタルヘルス的なマイナス要因を加味すると、やっぱり今のやり方は変えなくていい気がする。

なので、「これは情操教育に役立つんだ」とか変に開き直ったりしちゃいかんよ、というメッセージは受け止めるとして、我が家のテレビには引き続き重要なアイテムとしてがんばってもらおう。