今年は養老渓谷

いつもは東金道路で九十九里まで出て、ひたすら渋滞の一本道を下って何となく勝浦に出て、気が付くと走行距離150キロ・・・というパターンだけど、今年は直接勝浦に出ようと言う気分になった。(別に勝浦に何があるわけでもない、ただ何となく目的地は勝浦。)

ところが市原で高速を降りると下道が意外に渋滞。時間も昼過ぎになって(出発が11時ごろだったのが悪い)お腹も空いてきてとても昼飯時に勝浦には着きそうにない。急遽予定を変更して(元々予定などないが)近くにある養老渓谷なる場所に向かう。そういえば去年の帰り道このあたりの山道に迷い込んで探検隊みたいな小道で怖い思いをした。確か車の幅ぎりぎりくらいの泥でできたトンネルがあって(しかも一方通行ではなく)彼女ともどもここは本当に日本か??と思うほどの道だった)当時はまだ前の車でダッシュボードのマップル関東版だけを頼りにひた走りに走ってたなあ。

でも今年は違う。車も新しくなったしナビだってついてる。養老渓谷とちょいと打ち込んで検索すると温泉やら旅館やらがヒットする。これなら昼飯も確実にありつけそう。こちらも3年目になるるるぶ房総にのっていた昼飯やで昼食。鮎塩焼き定食とわかさぎ定食。渓谷だけに川魚を食べた方がいいそうだ。鮎はこの辺でも連れるらしく見るからに渓流つりにきました、というおじさんが隣で昼飯を食っていた。頼んでいたのはとんかつ定食だったが。魚は自分で採って食うから肉が食べたかったんだよね。

さて、この養老渓谷なる一帯には滝と川のせせらぎが有名らしい。2キロ弱の遊歩道が川沿いに続いていて終点に一番大きな滝がある。これが世に言う養老の瀧なのか?学生時代に吐きそうになった飲み会を懐かしく思い出す。

ここの遊歩道はとってもよかった。足をちょっとたらすと川の流れに足を洗われるほどの近さで、川の両脇に緑がとてもきれいに茂っている。所々にもみじもあって、秋はとんでもなくきれいそうだ。今日はなぜか人が少ない。こんないいところが千葉にあるとは。