やっぱり勝浦へ

渓谷で思わず時間を食って気が着くと夕方だった。まだ陽があるうちに勝浦へ!と道を急ぐ。養老の山を越えて海へ降りる道だ。この道何か見覚えがある・・・お、去年迷い込んだ道か!と彼女と期待してみたが、似て非なる道だった。残念。やっぱりナビはあんな道を選んだりしないのか、とちょっとがっかり。

日暮れぎりぎりに無事勝浦についた。商店街のつきあたりに千葉信用金庫の駐車場がありいつも休みの日なので無断で借用する。そこからお寺の境内に上る急な階段が続いている。この階段を上った先に勝浦の町を一望できるベンチがあって、3年前にたまたまそこに行って以来、毎年ここにくるのを楽しみにしている。今年もまたそこから町並みを眺めた。去年と何も変わってない。それでいいんだ。別にこの街に暮らした思いでも特別思いいれもあるわけじゃない。でもこうして毎年眺めに来るのは自分達だけかな?と思うと、悪いもんじゃない。