ラマーズ法講習会

行きつけの産婦人科が主催するラマーズ法講習会なるものに連れて行かれる。妊婦とその旦那を中心に40人くらいが集まっていた。前提知識ゼロで望んだんだけど、ラマーズってのはどうやら人の名前らしいことが判明した。おそらく昔お医者さんだったと思われる感じのおじいさんが前に立って説明している。ふむふむ。「赤ちゃんが生まれるときの痛みを自然のものとしてうけいれる」ですか。ラマーズ法といえば、ヒー、ヒー、フーとかいう呼吸法だけかと思っていたけど、痛みや苦しみのような身体的な変化を、自分の内面に受け入れることこそが重要、という大前提に立ったやり方だったらしい。そのための呼吸法であり姿勢であったようで。説明していたおじいさん自身「アジアの人は高い確率で陣痛の痛みを自力で乗り越えられる。これは東洋の神秘だ」といっていたが、ラマーズ法とは老子が説くTAOの道だと思えた。

TAO思想とかユング共時性とかよくわからんが、こうして目に見える形で伝授されてこそ思想が生きるというもんだ、とかどうでもいいが考えた。