東京の夏祭り

最近駅周辺にやたらと夏祭りのチラシが張ってある。永福とか下高井戸とか方南町とかこじんまりした町内会が、それぞれに祭りを企画してやってるらしい。そういえば葛西や松原に住んでたころもそんな祭りがあったのかもしれない。今までは東京に住みつつも部外者と言うか浮遊者というか、そういう地場の活動に無縁だった。興味なかったから気づかなかったのだろうか?

面白いのがそれぞれの祭りごとに、ヨサコイ音頭やら何やらの練習があるらしいこと。いかにも他人とのかかわりを嫌いそうな東京の人々のうち、わざわざ休日の昼間に祭りの練習に参加する人がどのくらいいるのか興味深い。浅草や深川ならいざしらず、下町とも無縁そうなこのあたりで、地場の祭りがどうやって生きながらえているのだろう。一線を退いた若き高齢者が旗振り役だとしたら面白そうだ。ちょっと思うところありだが、それは実際の祭りを見てからにしよう。