神田川があふれたのか?

神田川氾濫。http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/tenki/news/20050905k0000m040115000c.html
まじかよ。知らんかった。
朝駐車場に並ぶ車の足元が泥まみれだったので「もしや」と思ったが、新聞読んでびっくりした。

うちは永福1丁目。新聞で読むには善福寺川は、荻窪付近とか大宮八幡付近で氾濫したらしい。が、神田川はいったいどこが氾濫したのか?新聞に載ってるのはどうも中野区弥生町辺りの話らしい。実害があって被害届があったのがその辺だったということだろうか。

現場を見ていないのでなんともいえないが、状況証拠的にはうちの前の川べりもあふれていたのは間違いない。

  • 川べりの遊歩道の手すりの下のほうに水草がたくさんからまっている
  • 駐車場の段差に沿って取り付けられていた三角のステップが全部川のほうに流されてめちゃくちゃになってた。
  • 車のタイヤの下1/4くらいが泥まみれになっていていかにも水に浸っていた感じ

まあ、そんな状況になってたのにまったく気づかなかった自分も自分だが、これってもうちょっと続いてると危機だったかも。まず車はマフラーに水入ってアウトだったろうし、マンションから外に出ることもできない状況になったはず。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050905-00000025-mai-soci

によると、環七の調整池も目一杯水を取り込んでも力不足だったらしい。5月に見てちょっと感激したのに役立たずかよ。

どうやら杉並では1時間に100ミリくらいの雨が降ってそれが2時間続いたらしいんだけど、下記のアサヒ新聞によると都の防災計画ではそれはまったくの想定外だったらしい。

東京都建設局によると、都内の河川は戦後、1時間に30ミリの降雨量に耐えるよう整備したが、68年に整備目標を50ミリ対応に改めた。しかし、都管理の河川で整備が終わっているのは約6割。今回あふれた河川のうち石神井川以外は整備が終わっていなかった。

50ミリでも半分だが、その整備さえ終わっていなかったそう。普段神田川を見て、「両側コンクリートで味気ない」とか言ってたけど、いかに自然をなめてたか実感。味気ないだけに水害対策はばちりだろう、という読みもはずれだった。二重にがっくり。公共事業ってのは、おそらくどれもこの二律背反との戦いなんだろうな。


しかし、同じような雨が降るとまた氾濫するぞってことがわかった。どうしよう。やっぱ引越しかなあ。まあ、災害は大雨だけじゃないから過剰に心配しても仕方ないか。