朝起きて、マーラーの2番ってどんな曲だったっけ?ふと思った。思い出そうとするが思い出せない。電車の中で会社への道すがら、仕事中もことあるごとに思い起こしたけど、月曜日に聞いた8番が頭の中をぐるぐる回って思いだせん。

結局帰ってきて今早送りで聴いてようやく思い出した。

思うに旋律ってのはそれ単体で記憶に残るんじゃなくて、その曲を聴いたときの映像、目に入ってきた情報とともに記憶されるもんなんだろう。僕はマーラーの2番を生の演奏で利いたことがない(確か)ので容易に思い出すことができなかったのかもしれない。

旋律に限らず何でも単体そのものだとなかなか印象に残らないもので、例えば音と映像、誰かの表情、その時にかいだ匂いとか、そういう生きている全体としての経験というのは何年経っても記憶に強く焼きついたりするもんなんだな、とか改めて発見。

2番を生で聞きたいなあ。最近は東急ジルベスタコンサートとかでやってたかも。あれは最後の楽章だけかも。