N響のウィーン公演の後半を聴く。今日はドビュッシーラヴェル。ダフニスとクロエの2番をやっていた。ホールのせいもあるかもだけど、弦のまろやかな感じが今までになくよかった。木管金管も色鮮やか。N響はドイツ保守本流。というイメージは完全に過去のもの棚と感じた。デュトワのおかげか?

ダフクロは高校の頃に始めて自分の金で買ったクラシックのCDだったりする。しかも全曲版。しかも長崎の中古屋だった。なぜこの曲だったかは思い出せない。たしかボレロが一緒に入っていてそれが聴きたくて買った気がする。早速帰って聴いたが、音が小さすぎて途中で眠ってしまった。それがラトル・バーミンガムの名演だってことを知ったのはだいぶん後だった。ダイナミクス大きかったんだね。

今日は途中で寝ることもなく楽しめた。時は流れて僕にも耐性がついたということだ。2番だけだったしあたりまえか。カレー食べながらだったし。

ジークフェラインのおんぼろの床と椅子は、あえて木造のまま残してるんだよ、見たいな説明を池辺のおっさんがしてた。卒業旅行の記憶がよみがえった。もう一度あのホールにいけることはあるんだろうか?今度行くときも2階の立見席がいいな。確か600円くらいだったっけ。