昨日そこそこ偉い人と面接があった。かなり面白かった。世の中すごい人がいるのだと感じた一瞬。

戦略って何なの?コンサルのビジネスモデルって何なの?といのを、めちゃくちゃわかりやすく、めちゃくちゃ具体的に(論理的で難解な解説なしに)説明してくれた。

いつか自分も自分の言葉で語れる日が来るだろうか。

CEOが経営の悩みを抱えて夜も眠れないときに、なぜ得体の知れないコンサルタントに電話をかけてくるのか、それがわかるか?という質問で面接が幕を開けて終止その問答で話が展開していった。というか95%は相手がしゃべっていた。

その中で「変革の原点はChange Driverにある。自分が得意とするChange Driverを早く見つけることだ。」と言うのがあった。Change Driverとは・・・

自分が得意とする、っていうと何だろう。この辺は参考になりそうだ。
http://blog.japan.cnet.com/watanabe/archives/002431.html

あと、「会社の中の人間は組織階層と権限で人を動かすことができる」けど「外部の人間には組織上の命令系統も権限もない。相手を納得させて感動させて初めて動いてもらえる。だから難しいし面白い」とも言っていた。まさに言いえて妙。

しかしこれ本当に難しい。というか自分の少ない銀行相手の経験からすると、外部の人間が組織や指示命令系統に頼らずに人を動かすってのはほとんど不可能に近い。さらに加えてコンサルなんて生き物は銀行の人々から最も忌み嫌われている。SEとかシステム屋であればまだましで「まあ必要悪か」くらいの位置づけだけど、コンサルなんて勝手な理想論を並べ立てて、さっさと引き上げていくくせに高い金を請求する胡散臭い集団と思われている・・・。

と言う発想でディフェンシブになってる間は、金融でコンサルなんて務まらんな、と感じた。そこを何とか、共感して納得して感動させて同じゴールをイメージさせよう。という楽天的な強い意志を持ち続けられるようになりたいもの。