ねじまき鳥クロニクル

ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)

ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉鳥刺し男編 (新潮文庫)

やっと読み終わった。遅々として本が進まず上中下3冊で2ヶ月くらいかかってしまった。村上春樹ワールドってのはこれか、と思い知らされたんだけど、日々時間や金と勝負している僕らにとってはなんともやる気を喪失させるアンビギュアスな雰囲気。特に知らない会社の面接に行く前とかに電車で読んでると、何か面接なんてちっぽけで即物的なものに思えてしまってよくない。やっぱ面接前には新しい時代への夢を追う若者を描いた司馬遼太郎あたりの小説が良く似合う。