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本気なのかポーズなのか。
本気であればどういう問題意識でそこに至ったのか。
個人の預金や決済を扱う普通預金口座というのは、各銀行のサービスに差異はない
→機能そのものではなくその周辺で差異を持たせることで差別化を図る
という流れであれば、脱コモディティ化の方策の典型例だなと思う。
もしもこれが「競合に対して預金口座の競争優位を確保する」ための方策だとすると、考える材料としては面白そう。
- 優位性は確保できるのか
- 競合に簡単に模倣されないか
- 利用状況に応じてポイントがたまる
- たまったポイントを金利、手数料優遇とかに使える
- 提携する他社での買い物でもポイントがたまる
- たまったポイントを提携する他社のポイントに変換できる
個別に見るとそれほど目新しさや優位になりそうなサービスではない。
1.2.はどの銀行でも似たようなことやってる。(ポイントの換算が預金残高だったりするけど)
3.4.はカード会社のポイントでは当たり前の話。
なので、今の時点で差別化要素とはなりそうもないし、競合もすぐに追いつける状態かと思う。ただ、この路線を進めていって、何かキラーな提携をクローズな条件で一発決めれば大きく差別化につながる予感がする。(どっかのケイタイ会社と組むとか)。