アキバすげー。
ノートPCを買ってみたい、と奥様とその父上がのたまうので、最近の世の中はどんなもんだろうかと思ってアキバに寄ってみた。
USBメモリ安すぎ
驚いたのが、メディア系の値崩れ。安すぎるんじゃない?
- 1GBのUSBメモリが3000円台で売られている
- 2GBのSDカードが5000円台で売られている
ちょっと信じられん。USBメモリなんて4月に調布のPCデポに行ったときに512MBが6000円くらいだったから衝動買いした。それでも十分に安かった。その倍の容量で半分の値段かよ。2ヶ月でムーアの法則達成。さすがアキバパワー。
と思って帰って調べてみると、ちょっと前(4月ごろ)からこういう傾向があるらしく。需給の悪化で安値放出に至った模様。
4月の記事。
「あきばお〜が嫌いな方 ささやかな復讐にお一つ」 USBメモリー1GB 3579円 - アキバBlog
さらに先週の記事ではこんなのが載っていた。
「本日は限界に挑戦」 SDメモリーカード512MB 980円 - アキバBlog
4月の時点で知ってたら、調布のPCデポなんて行かずに電車代払ってもアキバに行ってたのになあ。しかし、こういう台湾、韓国メーカーとのダイレクトプレーぶりというか街全体がサプライチェーンという感じが依然として機能しているんだな、と実感。さすが世界のアキバ。
もう、この街に来ると製品のコモディティ化がどうだとか、他社との差別化要素が云々とか、そういうことはどうでもよくなる。とにかく、このすばらしい消費者天国のような事態を楽しみましょう、と。お店もそういうノリだし。終わりのないチキンレースのような世界でも、全然悲愴感とかない。
ヨドバシができれば両替商がやってくる
あと、ヨドバシアキバ館にも初出場してみた。こちらはどこにでもあるヨドバシ。一瞬大阪梅田店にいるのか、と錯覚してしまう。まあその安心感がアキバでは新鮮なのかも。駐車場もある。きれいにディスプレイもされている。間違っても「バルク」とかいう文字は見当たらない。その代わり、両替商が目に付いた。
秋葉原マップ:外貨両替 〜 りそな銀行 秋葉原駅前外貨両替出張所 〜
なるほど、ふむふむな印象。アキバへの進出の狙いの一つはアジアな人々のお財布だったのね。
アキバでノートPC
で、肝心のノートPCだけど、大した成果はなく。
テレビ機能とかカメラとかピカピカディスプレイとかスピーカーとかそんなのはいらない。ネットワークとOfficeが使えればそれで十分。メモリは512でOK。あと液晶はできれば15インチ。条件はそれだけ。
まずヨドバシで大体の流れを掴んでスクリーニング。国産だと東芝が安い。後は富士通。この2社なら10万+アルファくらいで買えそう。シャープはAMD一本らしいし、NECはAVパソコンしかない。
その他、Gateway(再参入してたんだ)は大して安くない。HPがなぜか安い。ひそかに期待していたソーテックが安くても10万そこそこで、大手メーカーと価格差がなくなっている。最近元気ないのか?総じて、Officeなしモデルだと10万円台とかそれを下回る金額なんだけど、Officeが付くと(2万円プラス)一気に値ごろ感がなくなる。
しかし、最近のPCってカメラ標準装備のものが多い。すかいぷってそんなに普及し始めてるのか。あと無線LANも標準が多い。が、無線LANの方は店員のお姉ちゃんいわく「結局アクセスポイント側の機器との相性がモノをいう世界」ということで、一昔前と同じくアクセスポイントとPCカード型のアダプターをセットで買うことが多いので、標準装備の無線LANはちょっと使いにくいとのこと。確かに過去2度ほど痛い目にあったなあ。
今のところ本命がHPで国産なら東芝かなあと勝手に決め付ける。で、思い出深いツクモ電気に立ち寄ると、HPのOffice付きモデルが安い。9万円を切っている。こりゃ言い掘り出しもんだ、やっぱリアルの店舗を見てまわらないとこういう出会いはないなあ、久々にアキバまで来てよかった・・・とか思って帰った。
で、家で調べるとネットにもあったよ。そんなもんか。ノートPC買いにアキバに行く時点で的外している気もする。
もちろんマイケルデル様も選択肢なんだけど、出るの場合必ず配送料がかかるし、標準だと製品保障が3ヶ月しかなかったりするので、単純比較できない。コミコミで10万をちょっと切るくらいか。とするとHPとデルのガチンコ勝負となりそうです。