霧が峰清里への旅

かなり無謀な旅だった。金曜の夜、秋の休日にちょっと遠出をと思って、長野のビーナスラインあたりよさげ、と思い立った。が、翌日起きてみるとすでに10時近い。というか一旦8時代に起きたのに(それでも遅いが)、あろうことか家族みんなでさらに眠ってしまった。

その後ゆるゆると支度をして、昼前に出発。ガソリンが足りないのでスタンドまで足を伸ばす。この時、依然として心はビーナスラインを目指していた。「長野と言っても100キロちょいでしょ。1時間ちょっとでつくだろう」ぐらいに考えていた。浅はかだ。永福から中央道に乗ってナビを見るとなんと「あと200キロ」の文字。到着予定15:00。という現実を突きつけられて、初めて無謀さに気づいた。

が、もう走り出してしまっているし、かといって途中の相模湖や山中湖あたりでお茶を濁してもなんか物足りない。

行き先は清里

で、間を取って清里に行ってみることにした。今思えば距離的にはビーナスラインと大差なかったりする。

途中の双葉サービスエリアで休息。

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風林火山ののぼりの元に山本勘助晴幸と由布姫のなりきりコーナーを発見。今度の大河ドラマ武田信玄らしい。

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その後、中央道を降りて、清里ラインとかいう道を北上。途中に大きな道の駅を発見して昼食。

道の駅にあった謎のリフト風の乗り物。
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リフトは有料らしい。
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この道の駅には広い芝生の広場もあって、遥夏チンのあんよの練習も進む。(なんか毎週練習やってていつ本番迎えるんだろ)
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で、清里の市街地に突入。

美が森交差点。牛の切り絵がかわいらしい。
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清泉寮は何かのフェスティバル中。

で、目的地の清泉寮に到着。牧場で歩き回ったり、牛の放牧を見たりできるかなあ、と期待していたらちょっとちがった。

まず、寒い。
そこはもう、冬のにおいがした。吐く息が白い。

そして、お祭りだった。
なにやら清泉寮創始者であるどこかの外国人の名前を冠したお祭りらしく、野外ライブとか、アメフト大会とかいろいろ派手にやっちゃっている。牧場で歩き回るどころの騒ぎではない。

牧場中に出店が一杯。真っ赤に熟したピカピカに照り輝く紅玉を使ったアップルパイで体を温める。
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ミルクの配給コーナーで牧場の牛乳を飲めた。微妙にぬるくて。
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ブタのレースの後に囲いに入れられているブタ選手団
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清泉寮の中の喫茶店で暖を取ろうとしたら思わず美しいコーヒーに出会う。三層のハーモニーに注目。
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帰りは八ヶ岳横断道路を

気がつくともう5時。帰らねば。ということで、滞在2時間ほどで清里終了。なんだこの一日は・・・とは思わず、今回もなかなかの珍道中。帰りに八ヶ岳横断道路なるくねくね道に挑戦。今度はもっと早い時間に着て逆コースをたどってみたいなあ。

うっすらと色づく東沢大橋の周りの景色
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牛の群れともご対面。
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小淵沢から中央道に乗ったけど、もうなんか疲れてしまって、遥夏チンも眠っちゃってるし、帰りの運転はほとんど奥様にまかせっきりとなった。


清里への日帰りは午前中に出発が必須。ビーナスラインは早朝の出発が必須。ということがよーくわかった一日だった。