遥夏チン疎開する

第二子が予定よりかなり早く生まれるかもしれなくて、とにかくママは安静にしておいてくれ、という医者の指摘をうけて、結構迷ったんだけど、しばらくの間遥夏チンをママの実家に預けることにした。

茨城の実家ではこのために万全の準備をしてくれていて、子供用のプールを買ってくれたり、前のかごに子供を乗せられる自転車を買ったりしていた。で、前回行った時にプールでの水遊びの楽しさを心得た遥夏チンは、今回はプールを準備するのも待ちきれず近くのばけつに身を沈めて喜びを表現していた。

五右衛門風呂を思い出させる光景だった。
DSCF3986
DSCF3986 posted by (C)ryos_cafe


一応先々週の1週間ママと遥夏チンで実家に帰っておじいちゃん、おばあちゃん、ひいおばあちゃんとの暮らしの練習はしていたんだけど、いざ一人だけ置いて帰ってくるとなると、心中複雑ではあった。

ママがいないと昼寝すら満足にできない甘えん坊でありながら、すべてを自分の思い通りに進めたいと思う我がまま娘でもある。ママはどこじゃァ!!パパ出てこんかぃ!!と暴れまわる姿がありありと想像できてしまうだけに、実家に放って帰るのには、向こうの家族にも気がひけたし、子供ながらにショックを受けるんじゃないかとかも思った。

まあ、そうはいっても逡巡していて答えがあるわけじゃないし、パパがずっと家にいるわけにも行かないから、第二子が生まれるまでの間は、こうするより他にない。「かわいい子には旅をさせろ」ともいう。

遥夏が遊びつかれてうとうとした隙に、思い切って一人帰ってきてみた。帰りの高速でもそれなりに後ろ髪を惹かれる思い・・・。



で、一夜明けて状況を聞いてみたが、「夜もすんなり眠って寝起きもグズグズしなかった。『お買い物行く人いますかー。』と聞くと『はーい!』とか答えてめちゃいい子。パパ・ママとは一回も言ってないよ。」とのこと。


あれ、なんという肩透かし。


ずっとその調子でいてくれればいいんだけど・・・。