日立ソフトとセールスフォースが郵政公社向けにSaaS型のシステムを構築

http://ascii.jp/elem/000/000/064/64925/

40000ユーザー向けのシステムを2ヶ月で準備したというのはSaaSの面目躍如。郵政公社はこの他にもSalesforceを使ってCRMも作っていたはず。

普通これだけの大所帯だと、独特の企業文化がパッケージにうまくあてはまらなくて、気が付くとカスタマイズが山盛りになってしまうんだけど、そこを乗り越えられたというのが大きい。

これから生まれ変わる会社ということで、業務プロセス自体をパッケージに合わせる決断ができたのだろうか。旧住友系の上の方の人が「おまえらセールスプロセスなんて持ってないんだから、これ使って慣れろ!」とか言ってくれたのだろうか。

これだけのユーザーが、システムを使いこなせるのか?、これだけの規模にSaaSが耐えうるのか。壮大な実験の予感。

郵政公社にはこれからも時代の切り込み隊長としていい仕事して欲しい。