シューマン ピアノ4重奏

ずっとほしいと思っていて、8年越しにようやく購入に踏み切った。

シューマン:ピアノ五重奏曲

シューマン:ピアノ五重奏曲

シューマンのピアノ5重奏と4重奏。2000年ごろに江戸川区の図書館で借りてきてMDに落として聞いて以来、ずっと耳に残っていた旋律。その後MDを聞かなくなってからは、時々頭の中でこの旋律がよぎって、そのたびに「あれ、何の曲だっけ?」と曲名も作曲者も思い出せない。というのが続いていた。

ずっとドボルザークの曲だと思っていたんだけど、この間iTunesで調べて大穴シューマンの曲だと判明。早速タワーに探しに行ったんだけど、この曲のCDが少ない。5重奏のほうはまだしも、4重奏となると、メジャーどころだとこのエマーソンのCDくらいしか見当たらなかった。

まあ実際8年前に聞いていたのもエマーソンのものだったので、この曲というよりこの演奏を聴きたかったわけなので、高かったけど思い切って買った。個人的には大人買いした気分。

輸入版だったけど3300円もした。円高のこの時代に・・・。先入先出だから仕入れ当時のレートか、しょうがないなあ。とか思って、帰ってamazonを見てみると中古で14800円の値がついている!こんな名作が国内版絶版なのか・・・と絶句。タワーに在庫があっただけでもよしとしようと思った。

後半に納められている4重奏(op.47)はシューマンの作とは思えないほど開放的で美しい。特に3楽章は格別で、自分たちの結婚式の中で使おうかなと考えていたくらいの名作。(息が長いのと音が小さいので却下となったけど)

8年後の今聞いてもやっぱり絶品。