maneoのコーポラティブハウス向け融資

日本のP2P金融の雄「maneo」のコーポラティブハウス向け融資の案件が面白そう。

コーポラティブハウスローン概要|maneo(マネオ)|ソーシャルレンディング

概要は以下のとおり。

  • 10名程度の入居者主導型の共同住宅建設にあたっての土地取得・建設費用の融資
  • 期間は銀行ローン実行までの30ヶ月
  • 1口30万円以上で貸し手を募る
  • 貸し手には年利5%の金利を毎月支払い。元本は30ヵ月後に一括返済
  • まずは土地取得として1.3億を募集。追加で建設費用1億円を募集
  • 土地代金として1.2億を入居者が出資(よって2.5億の土地を購入)
  • P2Pで調達できない場合は別の手段を検討する
  • 担保として土地(路線価2.5億)の第1位根抵当権設定

maneoの通常の案件だと、結婚費用だとか教育費用だとか個人の需要が多いんだけど、コーポラティブハウスといのは、なんとなく気に入った。日本の住宅事情を変える枠組みかもしれないし、個人的にも興味がある。この案件の性質は、銀行融資が実行されるまでのつなぎ融資。P2P金融の利用を考えたということは、コーポラティブハウスの場合、建物が完成するまでの資金手当ての面で通常の融資手段だと難しい面があるということなのだろう。でないと、資金調達の手段としてはとても手間がかかるP2P金融を利用しようとはしないはず。

確かにデベロッパーが資金手当てするとデベにピンはねされるし、入居者が自己資金で工面できる額でもないわけで、投資目的ではない入居用の住宅の完成までの諸々のリスクの取り手としてP2Pは有効かもしれない。

余裕資金はないけど、ちょっと載ってみたいな。レンダー登録完了してたっけな。
そもそも額が1億以上と、これまでの案件と桁が違うので、果たして資金が集まるか不明だけど。