ベルリンフィル:指揮者の佐渡裕さん客演へ

なんか、色々思い出して感無量。

http://mainichi.jp/select/today/news/20100502k0000m040105000c.html

揮者の佐渡裕さん(48)が11年5月、世界トップオーケストラの一つであるベルリンフィルハーモニーに客演することが分かった。
・・・
演目はロシアの作曲家ショスタコービッチ交響曲第5番など。

学生オケの分際で佐渡さんの指揮でショスタコービッチ交響曲第5番を演奏してから、もう10年以上経つんだなあ。当時何かの弾みで自分もその栄に浴すことになって、クリスマスの日の練習に551の蓬莱の豚マンを差し入れに持っていったら喜んでくれたな。

そのときに1枚写真を撮ってもらってたな。あの豚マンの味はどうだっただろう。クリスマスの夜に大勢の学生とカプリチョーザで騒いでくれる気さくな人だったな・・・。

とか色々思い出す。年とったのかな。

金聖響先生が書いているけど、ベルリンフィルとの共演という小学生からの夢を実現して、それを13日の誕生日に発表したということらしい。

金 聖響 Official Blog 棒振り日記: 2010年5月のいろいろ

佐渡さん、13日に49歳の誕生日。その日にベルリンフィルを振る事を発表。自分ごとのように嬉しくなった。小学生からの思いが実現されるところが佐渡さんぽくて良い。強く願う事で必ず夢が叶う。バーンスタイン佐渡さんに言ったそうです。出来るかな?どうかな?と自分に質問をした時点で、答えはNO。僕はこうなる!と決めて、そして突き進む。

バーンスタインのこの言葉は、確か第1回のPMFのビデオにも収録されていて、自分も10年位前にそれを見たのを思い出した。『「自分は音楽家になれるだろうか?」と自問した時点で音楽家にはなれない』と。

そうか、これは音楽家になる条件じゃなくて、夢を実現させるための条件だったのか。自分の信じて疑わない夢って、なんだったっけな、と数分思い出そうとしたけど・・・・思い出せなかった。