両家顔合わせ(結納)終了

はあー、何とか両家顔合わせ+結納が終わった。

金曜日に母が上京して、今日彼女の実家の茨城まで出かけてきた。
朝7:00から彼女は着物の着付けに出かけ、僕もスーツに着替えて9:00に母をホテルに迎えに行く。スーツで運転なんてめったにないから革靴でペダルを踏むのに違和感がある。昨日は早めに寝付いたんだけど、なかなか眠れずちょっと緊張気味。母の宿泊に赤坂のホテルを予約したんだけど、永田町に近いためか警察官が交差点ごとにうろうろしている。日曜なのに警察も大変だ。

僕は生まれついての雨男で、こういうイベントの時は決まって雨だ。幸い出発の時点ではまだ降って来ていない。着物がぬれなくて良かった。

呉服橋入り口までがらがらの下道を走って、首都高→常磐道へ。今年になって何度も走った道だ。実家が近づくにつれてなんとなく気が重くなってくる気が。

彼女の家に着くとあいかわらずの大きな木ときれいな芝生がお出迎え。
座敷でそそくさと結納セットの準備を。のしが一番右で、目録に結納金に鰹節に・・・東急のおばあちゃんに教えてもらったとおりの順番を思い出しながら9点セットなるものを並べる。

父親入場。入ってくるなり、「えっ、こんなの(結納)聞いてないんだけど。顔合わせだけでしょ」と一言。「あー、そうか。やっぱりいらなかったのか」とひるむが、もう引き返せない。「こっちの一方的な都合で持ってきたことにすれば別に失礼ではないだろうし。」とか思いながら、これまた東急のおばあちゃんから仕込まれた通りの口上を「・・・幾久しくお納めください・・・」とか言ってみる。

しばらく母と先方の父の他愛もない会話が続き、「じゃあ食事に出かけましょう」ということで第1ラウンド終了。

外を見るともう雨が降り出している。

車で30分ほど走った街中のホテルでお食事会となった。ホテルの一室に机からあふれるほどの料理が並んでいた。2時間ほどいろいろ話をしていろいろ食べた気がする。僕は初めから会話のネタを全く考えていなかった。話に詰まればそれもよし、と思っていたが、母と先方の父は結構がんばって会話をつないでいたようだ。それが礼儀と言うものなのだろうか。

第2ラウンドが終わるころには、外は土砂振りだった。雨男の本領発揮だ。一旦実家に戻って人心地ついてから、暗くなる前に、ということでそそくさと引き上げてきた。

行く前も気が重かったが、終わってからも別に気が晴れるわけではなかった。なんとなく不完全燃焼でなんとなく中途半端な感じの一日。僕が未熟だからだろうか。ただただ往復200キロの雨の中の運転に精を出したような一日だった。

明日は普通に仕事。