神田川2

再び神田川。今度は下流に向かって攻めてみた。

自宅-(神田川)-西新宿

所要時間:45分

永福を出た神田川はまっすぐ新宿方面には向かわない。北に上ったり南に下ったりうねうねとゆっくり蛇行しながら東を目指す。

井の頭線の高架をくぐる。北にのぼり南にくだりして、ゆっくりと環七に出る。ここまで結構距離がある。で、この環七に面白い仕掛け。

神田川環七地下調整池というらしい。この吸い込み口から洪水の増水分を吸い込んで、それを延々と環七沿いの地下に掘ったトンネルに流し込む仕掛け。全長2キロ。トンネルは環七を北上し青梅街道のあたりまで進んでいるらしい。すっげー。

この話にはさらに続きがあって、途中の善福寺川の増水部分も吸収できるようにさらに2.5キロ延長させてはるか北の妙正寺川までつなげちゃおうという構想らしい。かなり大胆。

環七を過ぎてしばらく川沿いに進むと方南通りを横切る。その先に丸の内線の操車場があってしばらく川沿いの道は途切れる。が、その途切れた先に善福寺川との合流地点があった。

これで川幅も水量も倍増。のはずだが、あまり勢いは変わらない。この辺から中野区に入る。両岸が一般道に変わってしばらくすると、川沿いの道すらなくなってしまう。

丸の内線中野新橋のあたりからか、再び川沿いの遊歩道が復活する。この辺に来ると新宿が目の前。

その先にある山手通りは首都高の工事の最中。いつも車で通るたびに道の形が変わっていて忙しなくて仕方がないが、ここでも面白いもの発見。

首都高は山手通りの地下に建設中らしく、当たり前だけど神田川よりもさらに地下に作る。さらにこの場所にはそもそも都営12号(大江戸線)が地下に走ってるらしく、川と地下鉄の間に高速を通そうという計画らしい。その工事方法が張り出されていた。どのくらい難易度の高い工事かわからんが、高速が地下に埋まるのはいいことだ。

しばらく言って、西新宿の商店街が見えてきたところで、おなかが空いたのでUターンして帰宅。