シューマン

今日は結局太陽がほとんど顔を出さなかった。無意味に朝寝をした。昨日から左目が痛い。目というか目の周り(目の左や下)の肉というか筋が痛い。病気か?今日はまだ良くなった。


シューマンの2番を聞く。

日経の広告にランランのラフマニノフのピアノコンチェルトの紹介があって、その中で「ラフマニノフが精神病の治療後に手がけた作品。躁と鬱がいりまじる・・・」とあった。当時の特にロマン派後期とかの作曲家なんて、だれしも心の病を抱えていただろう。それは伝統への恐れや未開の世界への挑戦だったかもしれないし、売れたい・食っていきたい、と言う切実さだったかもしれないと思う。で、シューマンの2番。この曲を書きつつ彼の情緒はどう揺れ動いていたのか。鬱屈した旋律。ドイツの響きの王道を地で行く中音の圧力。僕はこの不安定な曲がやはり好きだ。シューマン:交響曲第2番、チェウィーンフィルの煌びやかなラッパの音色が心に残る。