xD-Picture Card受難からの救出

家に帰っても状況は変わらず。やっぱり8000個のCHKファイルはごみファイルと化してしまったのか。

8000個のCHKファイルを拡張子の自動判別ツールとか使って中身を解析してみるけど、判別不能。きっとヘッダーがないファイルなんだろう。Windowsが勝手に作ったファイルなんだから、Windowsの機能で復旧できないものかと、いろいろ調べるけど方法が見当たらない。(「FOUND.000は無用だから消せ!」的な情報が多い)

うーん、と考えて、だめもとで断片化したJPEGファイルとCHKファイルを結合してみる。→なんとOK。

1個のJPEGあたりに90-100個くらいのCHKファイルをあわせて結合すると、元の画像がよみがえった。チェックディスクによってファイルが分割されて、1個目にはヘッダー情報が入っているのでJPEGとしてみなされて、二つ目以降にはヘッダーがないのでCHKファイルとなった、ということだろうか(推測)。たまたま壊れ方が軽症だったからチェックディスクでデータの修復が成功した、けど断片化してしまった。ということだろうか?

何はともあれやり方はわかった。CHKファイルはすべて連番になっていて、どれがどのJPEGとひもづくのかの判断がつかない。だからトライアンドエラーの繰り返しで1ファイルずつ修復していく。極窓とかの結合ツールを使いつつ、1個のJPEGファイルに適当な数のCHKファイルをくっつけて、足りなければ数を増やし、多ければ減らしとしながら、延々と手作業で復旧させた。バッチかできないかな?とも思ったけど、画像ごとに微妙にファイルサイズが違うので断念した。

xD-Picture Cardの「アクセスできないエラー」に遭遇してもメディアエラーでアクセスできなくなっても、悪あがきが肝心な時もあるな、の瞬間だった。あと、周辺機器のインストール手順はちゃんと読め、と。