電子レンジ買い替え

東京に出てきたときに買った電子レンジが時に異常な振る舞いをみせて困る、という苦情が重なったので、新しいのを買いに行った。欲しい機能は電子レンジ+トースター+オーブン。電子レンジの選び方なんて、想像も付かん。ビックカメラで他の客と店の人の話を盗み聞きして次のことがわかった。

  • 電子レンジ機能についてはメーカー・価格帯含めほとんど差異がない(どれも同じ)
  • 違いがあるのはオーブン機能。大きく従来型とコンベクション(送風)型があり、送風できる方がむらがなくなる
  • 送風機能は、5万円台くらいから上の機種につく
  • なので、5万以下の機種には、(2万のも4万のも)決定的な違いはない
  • ヘルシオの機能は画期的で、他も類似商品を出しているがヘルシオが別格に良い
  • が、年間500回ドアを開けるうちの490回がレンジかトースターである家庭であれば、5万もするオーブンレンジは不要である
  • オーブン機能を売りにしているレンジでは、トースター機能は期待してはいけない
  • トースターは
    • 1番優れているのはトースター専用機(1000円〜5000円くらい)
    • 次によいのは安価なトースターレンジ(〜2万くらい)。オーブン機能がトースターのそれに近いからよい。が、シングル向け機種が大半
    • 2万円台以上のオーブンレンジ。オーブン機能に最適化された仕組みを使って(無理に)トースター機能を提供しているので、時間がかかるし、うまく焼けない

最後のポイントは驚き。つまりオーブンとトースターは両立できないよ、ということらしい。理由は知らん。オーブンレンジってのはオーブンに特化した仕組みを持っているんだから、それとは違う特性が必要なトースターは別途専用の機械を買いなさい。というのが、電気屋とメーカーのメッセージらしい。が、我が家は今も「オーブンに特化した仕組みを無理に使ったトースター機能」を使っている。特に不満はないので、今回もそれで十分だ。
あと、年に数回しか使わんのだったら、安いのにしとけ、というアドバイスは的を射ている。電気屋とは思えんが。2,3万のオーブンレンジでもケーキは焼けるし、クッキーだってグラタンだって作れるのだ。

で、結局下記の選択基準で選定

  • レンジが高出力(1000Wくらい)
  • トーストが焼ける(時間がかかってもとりあえず焼ければよいのだ)
  • 上下開き(左右開きでない)
  • ターンテーブルがないモデル(なんとなく今っぽい)

検討の結果、ナショナルの2万3千円くらいのモデルを購入。 http://www.biccamera.com/bicbic/app/w?SCREEN_ID=bw011100&fnc=f&ActionType=bw011100_01&PRODUCT_ID=0010106997&BUY_PRODUCT=0010106997,23800

いい買い物ができた。と思う。