まったくいい加減にして欲しいもの。

酷評相次ぎソフトバンクショック走る--目標株価900円も - CNET Japan

ソフトバンク株価急落の直接の原因は、外国証券のリーマン・ブラザーズが8月24日付で「あと2つある大きな懸念材料」と題して発表したソフトバンクについてのリポートで、投資判断を「アンダーウエイト」、目標株価を従来の1125円から900円に引き下げたことだった。

さらに

ソフトバンクについては、メリルリンチ日本証券が7月6日付けで公表したリポートで投資判断を新規に“売り”とした上で、目標株価に関しても当時の株価(2600円水準)を大きく下回る約1800円と設定したことが個人投資家に大きな動揺を与え、7月19日には一時1900円を割り込み、年初来安値1894円まで下落した記憶が甦ったことが背景にあるのではないか


個人投資家ポートフォリオで一番のウエイトを占めている銘柄に向かって、こんなひどい爆撃を繰り返すなんて、彼らにはモラルがないのだろうか。思いっきり空売りした後に投資判断引き下げて実際の株価を暴落させる、下がったところで買い戻せば差益ガッポリという幼稚なやり口に違いない。プロだったらプロ同士で勝負するのが王道だろう。プロが素人相手にして「儲かった儲かった。」と平気な顔をしているような世界はどう考えてもおかしい。そんな勝負を強いられる世界(株式市場)が、長らく繁栄を続けるとは思えない・・・。

というのは、自分のソフトバンク株の含み損を他人のせいにしてるだけか。ただ、株式市場のヤクザみたいな外資証券に対して身を守る術がないのは事実だし、いつも憤りを感じる。そして、さらにつらいのが、その株式市場以外で、まともな資産形成をできる場がないのが僕らの辛いところ。こんな前時代的なシステムしかないのかね?

今回の例で行くと、実際の企業業績と直接リンクしないタイミングで外資証券会社が投資判断を変更→その目標株価に向かって実際の株価が寄っていく、みたいなことが起きた。そんなことで狼狽するなよ、ということなのかもしれないし、株主が強気な状態であれば、株価に影響はなかったかもしれない。株主は桁外れの有利子負債を不安視していた→プロが投資判断を引き下げ→やっぱ売っちゃおう。という流れだったのかもしれない。

しかし、それにしても自らがプレイヤーである証券会社が、その知名度や発言力を生かして、自らを利するようなことを平然とやっちゃってる世界のように思えてならない。これ、他の業界だったら許されないでしょ?(いい例が思い浮かばないけど)
なんとかあいつらをぎゃ分と言わせてみたいけど、これを負け犬の遠吠えというんだろうな。