無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法
書評につられて読んでみた。年収を10倍にしたい!とは思わない(というかリアリティない)けど、せめて2倍になるとすごくハッピーになる気がする。
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者は無類の勉強家。資格の質も数もすごいし、アンダーセン・マッキンゼー・JPモルガンという社歴もビッグネームが並ぶ。今は独立して政府のワークライフバランス関連の委員なんかもやってるらしい。読み進めるまで女性と気づかなかったけど、子供を3人も生み育てているというからすさまじいバイタリティ。
おもしろかったのは
- 意志の力なんてたいした事ないし、人はみんな怠け者なので、努力や意志で勉強は続かない
- 勉強はダイエットと同じ(はじめは無理してがんばるが・・・)
- だから続ける仕組みがないとだめ、仕組みさえあれば大抵うまくいく
という割り切りとわかりやすさ。
仕組みとして
とかをあげている。
この基準でいくと、通信教育とかスクーリングは、意志の力に依存する要素が強いので
何らかの「強制」と組み合わせないと難易度高い勉強法といえるかもしれない。
勉強の結果が資格に結びついてるケースが多かったのがちょっと気になったけど、書いてることはどれも至極まとも。「これさえやれば」というのりでもないし、「あなただったからできたんでしょ」という感じでもない。特別な秘訣があるわけじゃない。王道を示された感じがする。
資格の話が多かったのは、アウトプットを可視化するには、試験とか資格が一番わかりやすいからだと思う。
大事なのは、英語・会計・ITで、これが、現在の「読み書きそろばん」である、と。確かに。
で、大事なのはとにかく「徹底的に基礎を抑える」WHYとWHATの部分。HOWに走らない。ということ。
これは激しく同意した。
この本を読んだら、「読んでおしまい」じゃなくて「必ずアクションにつなげなさい」とのことだったので、早速アクションを考えてみる。
英語
個人的にも「英語をどうしよう」というのはこの一年ほどの悩み。
今までやってきたこととしては
- alcのヒアリングマラソン(大量のCDが送付されてきたが、電車の中じゃうるさくてよく聞こえず途中で萎える)
- ニンテンドーDSの英語漬け(全部制覇したが、英語の会議では30%くらいしか聞き取れない状況に変化なし)
- TOEIC(入社時にまぐれで700点台が取れてそれを会社に登録したので、その後怖くて受験できず)
ということで壁にぶち当たっていた。
この本にある「オーディオブック」というのは面白そう。イノベーションのジレンマとか英語で朗読してるのとかかなり面白く聞けそう。
が、CDでしか買えないって言うのが渋い。itunesとかでポッドキャスト配信とかしてないんだろうか?ニュース系のポッドキャストは聞いたことあるけど。
あと、「ノイズキャンセラー付きのイヤホンにせよ」というのも名言。なるほど、あれってそういう使い方があったのか。