栄光の赤ヘル、いずこ

おお、カープよ・・・。
カープが復活するまでは野球には興味を持てそうにない。

http://mainichi.jp/enta/sports/baseball/news/20071206dde012050002000c.html

しかし、なぜ今この時期にこの特集なのか理解に苦しむ。
毎日にはカープファンが多いのだろうか。

その昔(今もかもしれんが)、長崎で年に1回だけプロ野球の試合があった。
それはそれはボロイ大橋球場という野球場に毎年ヤクルトがやってきていた。

ある年、ヤクルトの対戦相手として当時の広島東洋カープがやってきて、それが僕が始めてみたプロ野球の試合だった・・・。
山本浩二も衣笠も抜けた後の打線は味気なかったけど、それでも小早川やランスに大声で声援を送っていた記憶がある。

 カープは昔から、若手を徹底して鍛えて育て、戦ってきた。現役時代に「鉄人」と呼ばれ、黄金期を支えた解説者、衣笠祥雄さん(60)もその一人だ。

うへ。衣笠60歳かよ・・・。

衣笠さんは「難しいが、選手が(FAで)出る時期を見越し、それに備えたチーム作りをするしかない。才能豊かな子を、長期的計画に立って育てる。米大リーグにも、限られた予算で勝つチームはあります」と指摘する。

このコメントには凄みがある。金本やキムタクや新井のような人材流出を見越したチーム作りをしろ、と。無理にとどめるのではなく、去るものを追わず、と。積極的にのれんわけを進めるラーメン屋や寿司屋を目指せ、と。

いっそのこと、他の11球団から有望選手を引き受けて、7年後にはきっちり育てて返す、とかいうビジネスモデルに転換するのもいいかもしれない。そうするとカープには常に若くて元気のある選手が揃うし、他球団は育成の手間を省くことができる。

やっぱ衣笠懐深いよ。