日本電産 一般社員1万人の賃金を最大5%削減へ

は、はやい。

http://mainichi.jp/select/biz/archive/news/2009/01/10/20090110dde001020046000c.html

しかも、今期が赤字転落ではなく、営業減益にとどまっているというのに・・・。非正規社員の削減を通り越して、正社員の賃下げor人員削減と言うところまできている。

ジェットコースターのように一気に急降下。これが今回の不況の一番の特徴だと思う。

2000年初頭の日本の金融危機の頃でも、正社員の処遇に影響が出るにはもっと時間がかかったし、役員報酬減額→一般社員ボーナス減額→人員削減→賃下げみたいに緩やかに下り坂を下っていった感があった。以前1年かけてじわじわ浸透したものが、今は1ヶ月単位で進んでいると見た方がよさそう。

先月ホンダとトヨタが赤字を発表したことが、赤字決算の免罪符になるように、今回の日本電産も最初の一例だから注目されているだけで、1ヶ月経つと常識的な取り組みとみられるのかもしれない。