メンデルスゾーン

土曜か日曜の日経の最終面に『なぜ人気ない。ヘンデルハイドンメンデルスゾーン』と実力の割りに演奏機会が低い作曲家の一人としてとりあげられていた。

メンデルスゾーンに関しては、前から疑問だったこと。記事の中ではブラームスとかぶっているとかいくつか分析があったけど、彼がユダヤだったというのがヨーロッパで限定的にしか演奏されない最大の理由なのだろう。

このあいだアッバード師匠のメンデルスゾーン交響曲全集を聞いてみた。大好きな5番は聞くに堪えないテンポ設定でひどいもんだったけど、交響曲第2番なんてなかなか醍醐味あるいい作品だと思った。なぜコンサートで取り上げられないんだろう。そもそも交響曲全集が3種類くらいしか手に入らないというのもひどい。

メンデルスゾーン:交響曲全集

メンデルスゾーン:交響曲全集

シンフォニー以外でもオラトリオとか歌を絡めた作品で魅力的なものが多い。エリアとか。2時間かかるけど。

今年は生誕100年のメモリアルイヤーだし、これを機にメンデルスゾーンの露出が増えるといいなあ、とおもうんだけど、今のところその気配はない。